お客様の声

  • FULL 様
  • 投稿日:2024年01月10日

何気に参加したオーディオデザイン試聴会でのレコード再生で、これまでに聞いたことのない切れ良く躍動感にあふれた音に圧倒された。なにより音が太かった。

さらに大藤様の「カートリッジを変えるよりもアンプを変えた方が変化が大きい」とのお言葉に、(そうなのか!?)と半信半疑ながらも強い印象が残り一年前にDCPMA-100REを導入。大質量機器群を押しのけて現在もメインで活躍中である。

さて100REの内蔵フォノイコライザーアンプで再現されるレコードだが、どれも気持ち良く鳴っていて不満はない(カートリッジは1980年代の入門級MC型なのだが)

しかしさらなる次元への好奇心は抑えがたく、悩んだ末DCEQ-200を導入した。


100REと200の差であるが、ジャンルによって印象が異なる。

ロック・ポップスなどスタジオ録音系は全ての楽器が目覚ましい立ち上がりを見せる。無限かつクリーンなエネルギーを得てびゅんびゅん飛び出してくる感じ。勢いが違う。

クラシック系は、楽器特有の音色がより正確に描画され空間にフワッと浮かんで優しい印象が増す。さり気なく美しくどこまでも伸び切って拡がる。大人しいとさえ感じる。

また、ここぞというときのパワーの瞬発力とかスケール感はさすが。ここはやはりセパレートの優位性がはっきり出る所。

空間情報を豊富に含む音源は残響の広大な拡がりと消え際の透明感が素晴らしい。


本体は細部に至るまで丁寧に仕上げられていて満足度が高い。

ATTのトグルスイッチを下げるとスイッチ内部が赤く点灯する。芸が細かい。セレクターつまみを回すとごりごりといかにも複雑な機構を回す手応えを感じる。ただ者ではない。
パネル意匠がどことなくTechnicsコンサイスコンポを連想してしまう。

付属の電源コードはaudio-technica製のものが元箱付で同梱されていて嬉しい。

MMの可変負荷容量・MCカートリッジのバランス受けはまだ試していないが、今の音に慣れたら一つ一つ試して音質変化を確かめたい。

試聴アンプは100REのPre Gain 0dBモードを使用した。15dBモードにするとさらなる濃密さと楽器の実在感が増すのは確認済。音源によって使い分けてみよう。

カートリッジも色々試したい。楽しみは尽きない。


使用機器

AudioDesign DCPMA-100RE

LINN LP12 + LINGO + SME 3009SII + audio-technica MG10 + DENON DL-55II

SONY SS-AR2

お店からのコメント

この度はフォノイコライザーアンプをご購入いただき誠にありがとうございます。
ご満足頂けているようで製作者としても嬉しく思います。
また詳細なご感想をいただき大変感謝しております。
アナログレコード(フォノイコ)は音質差が大きく出やすいので、喜びもひとしおですね。
今後ともよろしくお願いいたします。

  • コーゾー 様
  • 投稿日:2021年03月08日

使用機器 マグネフロートに改造ベルトドライブプレーヤー、
     IKEDA IT407・IKEDA MUSA-U・武蔵野フォンMCカートリッジ・
     SHURE TYPE3・M44G。プリアンプ、オーディオデザインDCP110
     エール音響3WAYマルチ。

このフォノイコはデザインも良く、ケースにもコストがかかっており、結構重いです。入力がバランスを含め3系統つなげ、アース端子も3個着いて使いやすいです。
MMの負荷容量とMCの負荷抵抗を調整でき、この二つの機能が付いてるフォノイコはあまり無いです。こういうフォノイコが欲しかったんです。

音質は明瞭、繊細、フラット、駆動力が有り癖のない音なのにリアル感が増します。繊細な音は繊細に、図太い音は豪快に色ずけなしで有りの儘に再生し、カートリッジの能力をすべて引き出します。したがって、レコードと針のクリーニングは今まで以上に丁寧に行う必要があります。
MCのバランス受け特にすばらしく、空芯、コア入りに関係なく空間に音が広がります。
MMもTYPE3とM44Gが負荷容量を調整することにより、まるでMCを聞いてるのかと錯覚を起こすほど再生音に驚きました。
高額なカートリッジに買え変える前にこのフォノイコに変えるべきです、それからでもカートリッジの購入は遅くは有りません。
オーディオデザインの製品は癖や色ずけが無く、細かい音まで良く再生するので最初は少しうるさく感じます、レコードを再生してるうちにだんだん良くなってきます。

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