お客様の声

  • S.KAtO 様
  • 投稿日:2023年10月13日

音楽を聴く喜びとオーディオの楽しみ、私にとって切り離すことはできません。でもいつしかそれを忘れかけていました。その思いが再燃したのは友人が残してくれたFOB SD05というデジタルアンプでした。自分のオーディオシステムからいい音で音楽を聴きたい。それにはハイエンドなアンプやスピーカーが要るのでしょうか。個人の再生環境には限りがありますし、実現は無理です。そのときご意見番が囁いたのはGraham AudioのLS5/9というBBSモニタースピーカーでした。周波数特性は今風ではありません。でも音楽の要を聴かせてくれるだろうという予感がありました。
あとはDACの選択です。候補はいくつかありましたが決め手がありません。そんなときオーディオデザインのデモ機貸し出しを知り、申し込みました。一聴してこれしかないなと思いました。質感の良さは音楽の楽しみを損ないません。楽曲の細部まで描き出す描写力に感心しました。
デジタルフィルターもマニアックでいいですね。私はSlow Minimumでゆったりした再生を楽しんでいます。
製品を介して設計者や組み立てる人の思いが伝わってくる、そんなDACに出会えて良かったなと心から思います。

  • HANA 様
  • 投稿日:2023年07月01日

今回DACを購入した経緯ですが、Macでの音楽再生が面倒なのと高音質ソフトとはいえ音のキツさに疑問を持ち、soundgenicを導入したところこれも同様に刺々しく、そこで有名な御社のDCアダプターを購入したところ音楽の音になりました。

この時御社のHPにアクセスした機会にアースループを勉強させて頂き、3pinのハイエンドケーブルを排除して家庭用の安い電源タップにしたり、ケーブルの引き回しなど幾つかの工夫をしてみたところ劇的にオーディオシステム全体から出る音楽が変わりました。自分も理系のはしくれなもので製品よりも電気的な話しにこのメーカーは信頼できるのではないかと思いました。そこでDACを購入してみました。

DACでいえば以前Chord QBD76やCh PrecisionのC1などかなり高価なものも持っていましたが満足できず、最近はこだわりのあるメーカーを探していました。DCDAC-180の音質についてはDAC chipの特性もある思いますので単純に評価できませんが、ゴリゴリとした太い音が出るというよりは、キラキラとして音場が広い傾向でしょうか。ただし解像度が高いのに音楽信号の周波数や音の強弱が正確に出力されているためか、きっちりと音楽として揃っていて、正しい演奏者の位置や奥行きが出ます。従って音がぐちゃぐちゃに混濁した聴きづらさがありません。

先にも挙げたようにDACのみでなくスピーカーやアンプ類なども、以前はかなり高額のハイエンドシステムを作ってみたりしました。いくらお金をかけてもまさかミュージシャンがこんなに聴くに堪えない音を演奏して録音するはずがないというような音が出て、今でもいろいろ試して遊んでいるところですが、ノイズとの戦いなどを含めて品質の高い電気信号を出力するように高品質な部品を用いて設計、製造された製品を探しています。国内外含めて大手メーカーの大量生産品でない方が良いような気がします。今は以下のシステムと安いケーブル類で20年のオーディオ遍歴の中で以前のどんなに高価なハイエンドシステムよりも素晴らしい音楽と音を聞けています。御社はそこを重視して確かな製品を開発されているように思います。

スピーカー: Altec バレンシア
DAC: 御社DCDAC-180
Transport: Soundgenic+御社DCアダプター
レコードプレーヤー: Linn LP12
プリアンプ: Allen&Heath XONE:92
パワーアンプ: エルサウンド ELMUSE7

お店からのコメント

この度はご購入いただき誠にありがとうございました。
当社のブログなども参考にして頂いているようで恐縮です。
おっしゃるとおり使用しているDACチップは中高音の解像度の高さが特徴です。ただこのチップの使いこなしは難しい面もあり、メーカーによって違いも出てくる様です。
今後ともよろしくお願い致します。

  • まっくろすけ 様
  • 投稿日:2023年05月26日

発注時在庫が無く、連休中でしたが急きょ組み上げていただきました。2週間を切る納品に感謝です。
私のオーディオを設置している部屋は13畳ほどですが、オーディオルームと呼べる環境ではなく、スピーカーの設置にも制限があるため、左右SPの周波数特性差をなめらかにする目的でDG68を導入しております。元々DG68にはES9028PROチップを用いたDACが内蔵されており、Brooklyn DAC+やDACチップを用いないディスクリート方式のDACも使用しながら楽しんでおりました。DACの設置部位による使い勝手にはそれぞれ一長一短ありますが、今回は、DG68のデジタル出力からPre-amp間にそれぞれのDACを設置し、高域の周波数帯域の聴力が衰えた私の耳での印象を述べます。
 高域はマイルドで刺さることなく聴き疲れしません。低域は厚く伸びを感じますが、タイトさは持ち合わせております。総じてS/Nが向上したものと思われますが、それにより自然と音量を上げても喧しくならず、今まで埋もれていた音を聞き分けることが出来るようになりました。私の音の評価としている弦楽器の滑らかさは圧倒的です。位相が正確なのでしょう、各楽器の分離と定位もみごとです。
フィルターに関しましては、私の耳では今のところあまり差を感じませんが、エージング後が楽しみです。
DG68には優秀なADCも搭載されておりますので、今後DACの設置部位を変えながら自分の好みの音を探して行きたいと思います。

お店からのコメント

コメントありがとうございます。ご満足いただけているようで嬉しく思います。

DACで使用しているES9038Proは(これに限らずですが)高解像な反面使い方によっては”きつさ”が出てしまうことがあります。本DACではそうならないような工夫がされておりますので、その効果かもしれません。

ご注文いただいた時は、ちょうどDACを製造中であったため早く納品できました。
一般に在庫が△のアンプ類も2-3週間の納期となっております。
今後ともよろしくお願いいたします。

  • MaNa 様
  • 投稿日:2023年01月20日

手頃なDACが余り出ていない現状では、今迄使っていた
CHORDのQutestの、可も無く不可も無い音に満足するしかなかったのですが、DCDAC-180に変えて正解だったと思います。ワイドレンジの緻密で繊細な音が出ていると思います。CDはDP-560ですが、SACDは外付けDACでは
変えられませんが、大量に有るCDの音が蘇りました。
オーディオ製品も値上げ傾向にある様なので、一生使える
DACが見つかって良かったと思います。

  • タケシ 様
  • 投稿日:2021年07月21日

繊細な再生を聞くことができて非常に良いと思う。
作りも合成が高くしっかりしている。
取り扱い説明書にバランス出力のピン極性の説明が欲しい。

  • MaakunKeio2000 様
  • 投稿日:2021年03月12日

中低域が高密度で太く、高域が有機的で大変美しいサウンドのDAC

1、まるでアンプを変えたかのように、スピーカーからの音離れが向上する。
2、音量にかかわらず、音が静かになる。特に小音量時でもエネルギー感が失われない。
3、スピーカーの外側に音が広がると同時にスピーカー中央の密度も高まる。
4、録音の新旧問わず、情報量が向上して実体感が高まる。
5、高域が非常に伸びていて、大変しなやかで厚みがある。

以上を全て満たした安心して聴き続けられる非常に練られたサウンドです。

オーディオ機器は次の通りです。
スピーカー B&W 805d3
パワーアンプ アキュフェーズ Pー7300
プリアンプ アキュフェーズ Cー3850
プレーヤー アキュフェーズ DP-750
電源コンディショナー isotek Sigmas

極めてしなやかで、太く、情報量が多いです。SACDハイブリッドディスクのCD層を、まずDPー750単体で再生、その後、同軸入力DCDAC-180で再生、そしてDPー750単体でSACD層の再生と3パターンを比較してみました。

CD層再生であっても、音の広がり、前後感、中央ボーカルの色彩感、いずれをとってもSACD再生に遜色ない音であることに大変驚きました。CD層からこれほどの高密度でしなやかな音を聴くと「本当にSACDは必要なのか」と深刻に悩んでしまいます。
DP-750単体よりもDCDAC-180同軸接続後はクラシックはホールトーンがきめ細かく再現され、ジャズでは明らかにシンバルに厚みが出てきて、エネルギー感が向上し、スピーカーの上下左右にさらなる広がりと情報量が向上されるばかりでなく、トゲトゲしていた高域がなめらかでしかもエネルギー感があります。

CD再生中にSACDを聴いているのかと何度も錯覚したほど差が僅かです。かなり集中して聴き比べないと違いがほとんど判りません。DCDAC-180のコストパフォーマンスは驚異的です。


次にMac mini(Audirvana ver3.5.44)から付属のUSBケーブルを使い、Bill Evans trio「Explorations」DSDデータを再生しました。

1曲目のピアノ導入部分で今まで聴いたことがない音です。一音ずつに重みがあり圧倒的な実体感があります。ハイハットの微細な響きとベースのボディ感はアナログ的で音の厚みがあり押し出し感も充分です。

今後使い続けてゆけば、まだまだ別の魅力を見つけられそうです。
非常に優れた製品をありがとうございました。

  • 金沢のK 様
  • 投稿日:2021年02月02日

・購入に至る経緯
 デジタル音源(CDP or PC) →デジタルイコライザー →デジタルチャンネルディバイダー →DACx2 →マルチチャンネルプリアンプ →パワーアンプx2 →スピーカー という構成でのシステムを長いこと使用してきました。
 その後デジタル処理系をDEQXでまとめた時点で何となく満足してしまっていたのですが……DAC界の栄枯盛衰が著しいので、検証用に導入してから長らく働いてくれたハイCPなDAC(C社DA53)を交換し、最新技術の恩恵に与ってやろうと思いついて導入を決意。

・音質について
 容赦ない機械です。忠実度の高さ故か、何気ない音色の緻密さにゾクッとさせられる一方で、質の悪い録音状態もえげつなく露呈されます。そして改善にはすぐに慣れてしまうため、脳内ハードルが絶賛爆上がり中。名盤は古くても伊達に名盤と言われてない事を痛感しつつ、好きなのに聴くのが辛い音源が増えるジレンマを感じているところです。
 また、CDPからの音に対し、PCからのUSB接続が微妙に冴えない気がしていたところ、ついに無視できなくなりました(笑)
 なお、隣接するウォークインクローゼットの蛍光灯のオンオフで一瞬音が途切れるという症状も観察されるようになりました。もしかして飛び込みノイズでロックが外れるのかな? 精密な分シビアなのかも。
 ……ノイズ流入やジッターへの対策を真面目にやらねば。

・機種選定に際して
 世代を考えると大抵の機種で音質向上が見込めると判断。物理的都合と物欲刺激感に従うことに。設計者の明快な考え方や設計思想に興味をそそられたことや、素性のはっきりした日本製という点も魅力でした。
 最大の決め手となったのは、シンプルな形状とラックに二つ並ぶサイズです。しっかり容積を取った無理のないレイアウトで、妥協のない内容をハーフラックサイズに納めている点に好感。
 あと、トグルスイッチは最高ですね。操作時に筐体がずれないし、手垢がつかないし、何よりかっこよく操作感がたまりません。

・まとめ
 同時期同クラスのDACと比べたわけではないので、それらに対する優位性うんぬんについては言及できませんが……最新機器にふさわしい絶対的なクオリティー向上で余力を引き出し、停滞していたシステムの目指すべき方向と要改善点を示唆してくれたという点で、満足のいく買い物でした。

  • 茶色の猫好き 様
  • 投稿日:2020年11月09日

20年選手のTEAC VRDS-50(OPT接続)とLINN AKURATE DS(同軸接続)に使用。一聴して絶句しました。特にVRDS-50の変化は顕著で、音像定位の立体感、空間の広がり感、音の緻密さが段違いです。LINNでも傾向は同じで、一見(一聴?)おとなしい感じになりましたが、良く聴くと余計な音が出ていない感じ(雑味が取れた様な)で、今までうるさくてボリュームを上げれなかったソフトも、ボリュームを上げて聴ける様になりました。
フィルターの切り替えは、マニアックで良いですが、私の駄耳では違いがよくわかりませんでした。外見はシンプルで好感が持てますが、ディスプレイが結構明るくて目立ちます。減光かOFFにできるとよりいいと思います。
総合的に見て素晴らしいコストパフォーマンスの製品だと思います。
社長さんの考え方がブログや著書よりわかりますが、オーディオ業界にありがちなオカルト的な発想ではなく、しっかりとした理論と経験に裏打ちされた開発姿勢に非常に共感を覚えます。

  • 鹿児島sm 様
  • 投稿日:2020年06月11日

現有装置はノートパソコン(WINDOWS10)→HD-7A192(Phasemation) →CL-88(Luxman管球プリ)→M-200(Luxman)→HL-P3ESR(Harbeth)でコントローラーはiPadによるmconnect Player HDで,音源は外付けSSD(Samsung 500G 850EVD)であり,今回DCDAC-180を購入。心配していたのは使用している音楽再生ソフトであるJPLAY FEMTOが推奨するKS(Kernel Streaming)に対応しているかであった。
DACをHD-7A192(10年近く使用したHD-7A192ではKS時はプチノイズがあり,WASAPIで鳴らしていた)からDCDAC-180に入れ替えたが,何ら問題もなくKS(AMANERO社が対応)でJPLAY FEMTOを鳴らすことが出来たことは大収穫であった。ただし,シングルPCでこの組み合わせではDAC Linkは最高100Hzまでである。
製品に付属の電源コードとUSBコードで1週間鳴らした感想であるが,ピアノ伴奏による声楽で,高域での伸びと曖昧さのないない声,実態感の高いピアノが最初の印象でしたが,色々聴いているうちに,ヴァイオリンなど弦楽器で線が細く僅かに滑らかさが足りない感じがあり,社長さんの著作に反してUSBコードを現在使用しているAIM社製(UA1-P010 )のものと交換したところ,不満のあった部分が全く払拭され,高音域の滑らかな伸びやかさ,中低域の張り出し感と相まって,SN比の高さのなか音場感が素晴らしい。
デザインもハーフサイズで無駄のないスッキリしてCL-88とグッドマッチングである。
オーディオデザイン社のDACのことについての記述が雑誌以外非常に少ないので,社長さんのブログが非常に参考になった。

  • 札幌のSさん 様
  • 投稿日:2020年06月02日

2週間と少しで組み上げていただき配送していただきました。
システムはPC→DCDAC-180→しなの音蔵プリ(真空管)→P&Gフェーダー→しなの音蔵300Bメイン→YAMAHA NS-1000M(restored)です。
使用中のアクセサリー類はすべて外し、付属USBケーブルと電源ケーブルで使用。電源を入れて、1日目の感想です(以下箇条書き)
- ピアノの鍵盤が大きくならない(変に膨らまない)、ちゃんとした鍵盤の大きさで聞こえる。
- ピアノの高低の音の出所の違い、ウッドベースの音にさらに付帯する低音が描き出されている
- いわゆる”アナログチックな”中央部にバーンと音像が張り出してくる、ブリブリゴリゴリ主張するのではなく、会場、或いは録音現場の空気を含めて、スピーカーの周囲に展開させるような広がり方。この会場の空気感はフェーダーを開けると、更にいい感じで広がる。エージングで更に充実感とか、艶が出てきそう(勘)
- 歌曲の歌手の立ち位置、他の楽器の位置も正確
- ピアノ、サヌカイトの演奏とも、高域の音のにじみがなくほっとしている。
- なかなか鳴らなかったCD,,,INBALのMAHLER 5番はやっぱり鳴らない...録音のほうが悪いのでは、ということで、SONYのHDRから10mの75Ω RCAケーブル経由でヤルヴィN響のクラシック音楽館を聞いてみたところ、よく鳴った(やっぱりCDが..)
- 子供が音が変わったといっている、原因は何だ、DACだと言ったら、この機械でこれほど音が変わるとはと驚いていた。
- 意外とでかい 予定していたところに入らなかった デザインかっこいい 煌々とした青いディスプレイは賛否はあるかと思うが、わたしはかっこよくて好き。
- 天板は熱くはならない 
- 欲を言えば、光端子よりもBNC端子とかバランス端子があるとよい(オプション対応はいかがでしょう)。
- 社長の本を読む機会があり、ご縁があり注文させていただいた。今は製品の実物を見たり、音を聞いたりできないのは残念。社屋移転の際にはぜひ試聴室を。
- ブログも楽しみにしています。購入を考えている人間は、自分の好きになった商品の更新された情報があると嬉しいものです
社長さん、組んでくださった,深栖さん どうもありがとうございます。
作っていただいてよかった。大切にします。

ページトップへ