DCPW-240は、これまでにオーディオデザイン社が蓄積したノウハウ・技術のすべてを投入した、新世代のパワーアンプです。電気特性はもちろん、その音質はこれまでに聴いたことのない領域に到達しています。これまで聴いていたCDがまるで別物のように聴こえるでしょう。ベースは単にいい音が聴こえるのではなく、弦を弾く様子やネックを押さえる指の動きがそこに描写されるかのようです。ドラムは地を這うような超低域まで聴こえ、今まで体験したことがない程リアルです。ボーカルがリアルなのはもちろんですが、開けている口の動き・大きさまで感じられる生々しさです。
単なる「いい音」を超越して、凄い音、想像を超えた音となりました。
単なる「いい音」を超越して、凄い音、想像を超えた音となりました。
パワーアンプDCPW-240はおかげさまで高い評価を獲得し、オーディオ雑誌においても数々の賞を頂戴しました。
・ステレオサウンド誌 グランプリ
・オーディオ・アクセサリー誌 銘機賞
・無線と実験誌 テクノロジーオブ・ザ・イヤー
セパレートアンプ部門優秀賞
・ステレオサウンド誌 グランプリ
・オーディオ・アクセサリー誌 銘機賞
・無線と実験誌 テクノロジーオブ・ザ・イヤー
セパレートアンプ部門優秀賞
■仕様
DCPW-240 | |
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入力部 | |
入力 | RCAピン(アンバランス) XLR(バランス) |
出力 | スピーカーケーブル接続端子(バナナ端子/Yラグ接続可能) |
アンプ部 | |
利得 | 22dB |
最大出力 | 100Wx2(RCA) 8Ω 270Wx2(XLR) 8Ω |
適合スピーカーインピーダンス | 公称4-16Ωのスピーカー |
入力インピーダンス | 10KΩ(RCA) 20kΩ(XLR) |
ダンピングファクター | 850(XLR) 600(RCA) |
歪率特性 | 0.0017%(RCA,@85W/1kHz,Typ.) 0.0007%(XLR, @200W/1KHz,Typ.) |
周波数特性 | DC-500kHz(-3dB,Typ.) |
SN比 | 130.5dB(RCA, A補正) 134.5dB(XLR, A補正) |
外形・その他 | |
寸法 | 260 (W) x 290 (H) x 360 (D) mm(突起部含まず) |
重量 | 18Kg |
出力端子 | Yラグ端子(又幅8mm以上)又は撚り線(6mmΦ以下)/バナナ端子併用可 |
消費電力 | 132W(無信号時) 1029W(XLR最大出力時) |
保証期間 | 1年間 |
付属品 | ACコード、取扱説明書(保証書付) |
・仕様は予告無く変更されることがあります。
お客様の声
i-mu様 | 投稿日:2024年08月06日 |
おすすめ度: | |
これまでは海外でも高い人気を誇る国産ハイエンド真空管アンプブランドのパワーアンプを使用していたが、メインスピーカーを鳴らすには少々力が足りず、低域の量感不足や沈み込みを改善するために(先に導入していたプリアンプDCP-240 VR50型に続き)DCPW-240を迎え入れた。
DCPW-240は一般的なオーディオ機器とは違う縦型のデザインが採用されているが、実物はパワーアンプらしい雰囲気・風格が感じられて非常に好感が持てる。 サイドパネルが目立たない皿ネジ等で組まれていれば尚のこと良いが、全体的な質感は高く不満はない。 DCPW-240を接続して一聴した時は、使用していた真空管パワーアンプの透明で艶のある中~高域には及ばず靄がかかったような印象があったが、それでも低域の量感や沈み込みに関してはすぐに改善がみられた。 中~高域も時間の経過とともに霧が晴れたように見通しが良くなり、スッキリとした広い音場が形成され、その中に密度の高い音像が浮かび上がる。 さらに、見通しが良くなったことにより微細な音が浮き彫りになり、楽器や声のニュアンスが空間に響いて消えていく様が見えるよう。 最も驚いたのは、情報のロスの少さなだ。BGMとして音楽を流していても、時より聴いたことが無い音が聴こえてきてハッとすることがある。 これはノイズの少なさとDCP-240から送られてくる情報を余すことなく再現している証拠だろう。 駆動力も申し分なく、鳴らしにくいスピーカーでも何の問題もなくドライブしてしまうのが気持ち良い。 全体的にはDCP-240同様に高いS/Nからくる見通しの良い高分解能サウンドだが、表現としては穏やかで落ち着いている印象がある。 特定の音域を強調したり、誇張するような表現がないのでそう感じるのであろう。 とは言っても基本的にはソースに忠実なもので、ノリのある曲はノリ良く、スケール感のある曲はスケール豊かに鳴らしてくれるので、どのようなジャンルを持ってきても不満が出ることはない。 DCP-240とともに非常に完成度の高い製品で、発売から年数は経っているが古臭さは微塵も感じず、現在でも実力は一級品。 |
Sammy様 | 投稿日:2024年07月18日 |
おすすめ度: | |
1.組み合わせた機器
・CDトランスポート TL3 3.0(C.E.C) ・DAコンバーター DCDAC-180(Audio Design) ・プリアンプ DCP-240(Audio Design) ・パワーアンプ DCPW-240(Audio Design) ・スピーカー PERSONA B(Paradigm) 2.実際に見た製品の感想 端正で良いと思います。 3.音質について 使用1週間での感想ですが、アンプ固有の音質変化は感じません。揺るぎない低音にふくよかな中高域が音離れ良く、前後左右に広がって、今まで聞き取れなかった小さな音がはっきり、くっきり、定位し、オーディオならではの音が聴けています。 4.その他 貴社の製品開発関するロードマップを提示していただきたく思います。 |
安達様 | 投稿日:2024年06月03日 |
おすすめ度: | |
パワーアンプDCPW-240導入後、1か月半ほど経過した感想です。
「使用機器」 ・CDプレーヤー アキュフェーズ DP900 ・プリアンプ アキュフェーズ DC330 ・クロスオーバー兼DAコンバーター アキュフェーズ DF65 ・スピーカー ハセヒロ工業 UMU-191M Mark3 「音の印象」 ■鳴り出した途端にハッとする音を出します。しかし、高域の個性で透明感やシャープさを強調した音ではないです。 柔らかく心地よい音ですが、ウォーム感が支配した音とは違います。 弦楽器やシンバルなどの音を、柔らかくしたり、サラサラにしたり、艶っぽくしたり、輝かせたり、図太くしたり、濁らせたりするような色付けが感じられません。 ピラミッド型バランスとか重厚とか言いたくなるような音ではありません。 しかし、細身とか腰高とか神経質と言う感じの音でもありません。まさにちょうど良い塩梅という感じです。 どこをとっても至って普通に、しかし耳を釘付けにするような鳴り方です。 ■弦楽器の鋭く強い音が見事に生々しい一方、超弱音でも音に芯があるリアルな感じがします。 オーケストラの弦楽器群では、高域の強奏を破綻させる強調感やクセを付加しないので、耳への刺激が心地よいです。 ■声楽では、特にソプラノやテナーが高域で声を張り上げた時の威力は実に痛快です。 ■弱音での息を潜めたような緊張感や気配、微妙な音の表情の変化の鳴らし分けが判り易いように思います。 強奏で音が吹け上がる時の瞬発力も鮮烈ですが、その時も、音を生硬にすることなく突き抜けた音を鳴らします。 ホールの残響もたっぷりと聴こえます。 ■マイクが楽器に近いとか、逆にマイクが遠くて曖昧に聴こえるな、と思っていた音源であっても、以前よりもそれぞれの良さが感じ取れるようになりました。 例えばドイツグラモフォンのやや古いピアノの録音には、マイクが近めで低域がカットしてあるように聴こえるものがよくあってあまり好きでは無かったのですが、なるほどこれがドイツグラモフォンの硬質の魅力なのか、と感じられるようになりました。 ■低音楽器の音に芯があって、実体感と存在感がありつつもソリッドな鳴り方をします。変に膨らんだり曖昧に大きな鳴り方をしないように感じます。 このためモーツァルトやベートーヴェンのシンフォニーで頻繁に叩くティンパニの音がだらしなく響いて全体を邪魔するような感じになりません。 |